ティーグラウンドで、聞こえなかった「暫定球」の言葉

「しまった、OBかもですね、もう一発打ちます」はダメ。

「ちょっとロストになりそうな・・・、もう1球打ちます」もダメ。

「しまった!もう一個打ったほうがよさそうですね~」もダメ。

「暫定球」と宣言しないと「暫定球」にならないというお話です。

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「暫定球」はハッキリ言わないとダメです

暫定球は英語で「Provisional ball」といいます。

“Provisional”は文字通り、「仮の」とか「一時的な」という意味です。

ゴルフはルールが明確でないと裁定できません。

そのため、かなり○と×のボーダー(境界)がキッチリ決められていますので、逆に理解しやすいともいえます。

やはり、プレーヤー自身がプレーヤーの審判(マーカー)だからという背景があるからです。

そのなかで曖昧を許されないルールの代表が今回の「暫定球」でしょう。

”ファジー”を好み、一般社会でも上手に使いこなす習慣を持つ日本人には、ちょっと苦手な部分かもしれません。

ゴルフのルールでは、明確に「暫定球を打ちます」という宣言したかしないかで1打2打の差がすぐに表れます。

結構大きな1打ですよ、これは。

ちっとも珍しくない「曖昧な暫定球宣言」

「もう一球打っておきます」は、日本人同士なら十分「暫定的で打つボール」だと通じます。

しかし、日本人同士が通じてもR&Aのルールブックは世界共通です。

「暫定球を打つ」という言葉、あるいは「プロビジョナルです」とハッキリと同伴競技者(決まっているならマーカー)に言葉として宣言を発して初めて暫定球が成立します。

(規則27-2a参照)

もっと簡略にいうと、プロビジョナル、または暫定球の単語さえ宣言に入れて打つ意思を伝えれば、言い方は問われません。

結構単純明快です。

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暫定球で無駄な時間と労力がなくなる

暫定球とは、本来

  • プレーファースト
  • プレー時間短縮

のために使う処置というのが最大の眼目です。

仮にこのルールがないと、あまり明確でないボールの行く先で5分というルールで許されたボールの捜索で見つからない場合は、前打(規則通りに行うケース次第でティーグラウンドまで)戻ることになり、大きな時間の無駄が生じます。

このために暫定球は、その日のゴルフコースの時間節約に大いなる貢献をするわけです。

打てる状況下では、打ったほうが良いですよというより、打たなければいけないという認識で大丈夫です。

暫定球というのは合法的なショットだということ

打数的にはロストボールやOBと同じ数え方で、初球がティーショットで紛失した場合暫定球が1打の罰の下に3打目の打球となります。

勘違いして2ペナと思っている方もいますが、それは違います。

【ワンポイント・アドバイス】→暫定球というルールは使いようがあります。

もちろん探してから戻るのは先ほど述べたとおり無駄になり、紛失の可能性があるなら暫定球と宣言しただけでリーガル(合法的)にもう一度ショットできるというベネフィットがあるのですから、それを生かさない手はありません。

ラウンド中にコースに飛び込んできた練習場のボールや、コースに落ちていた誰かのボールを打てば重い罰がありますが、暫定球ならその心配はないからです。

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