ティーグラウンドでライの改善はペナルティ?

ティショットを打つ前に、ボールの後ろをトントン叩いている人がいます。

これは明らかにライの改善でしょう!

なんと、ティーグラウンドでボールの後ろに目土を入れたり、シューズでボールの後方をギュッと踏み固めたりしていますね。

果てはボールの後ろにある芝草を摘まんでむしり取ったりするなど、これは明らかな改善でいかがなものでしょうか?

シッカリ、裁定の解説をしてくださいね。

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ティーグラウンドはライの改善にペナルティなし!

場所はティーグラウンドです。

ここには「ライの改善」という言葉があらかたの場合に当てはまらないゾーンです。

冒頭に書かれたトントン叩くこと、目土を入れたり足で踏んで地固めしたり芝を引き抜くなどの改善、これは特に問題もなく誰が行っても許される行為です。

その場所が2打目以降になるとこの改善は大問題で事件になりますが、ことティーグラウンドとなるとまだボールを打つ前のこと、そのボールはインプレーになっていませんね。

ですから改善がOKとなります。

(規則13-2参照)

ライの改善を熟知しておかないと困りますよ

ルールの条文を簡略化して書きましょう。

「プレーヤーは打とうとしているスタンスやスイングに関係した場所と周辺で、自分の都合の良いように地面を改修したり都合よく改善したりしてはいけない」

というのがライの改善禁止のルールです。

でも先ほども触れたように、ティーグラウンドでは好きなように場所を整地したりしても罰には当たりません。

でもマナーのことがないわけではありません。

野球の選手がバッターボックスに入るときのように、スパイクでガッガッと深く掘るなどは許されていませんね。

改善ではなく造成工事は止めましょう。

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キャディさんもやっているティーグラウンドの改善

キャディさんがつくときによく目にする光景があります。

ショットする前にティーグラウンドのディボットなどに目土を入れて芝の保護をしています。

これとても「改善」のルール違反にならないからできる行為です。

キャディさんの行為は正しいメンテナンス作業です。

この行為はプレーヤーが行うことに何の問題もありません。

プロが逆用するティーグラウンドのディボット跡

パー3のホール(ショートコースと呼ぶのは和製英語です)にいくと、ティーグラウンドにはディボット跡だらけですね。

アイアンショットなのでどうしても表面が掘られてしまいます。

ティーグラウンド脇には砂(目土)が用意されています。

この砂で打つ前にライを改善するのは良いマナーです。

しかし、プロはそのディボットを埋めるのではなくうまく”再利用”します。

掘られた穴の手前にボールを置けば、打ち込んだクラブがターフを切らないですみます。

余計な労力が必要なく、スイングイメージ的にもやりやすいと口を揃えます。

ライのことも自由な発想でゴルフを楽しむ

かつて、イギリス人の優秀な女子プロゴルファーに、ローラ・デービースという選手が活躍して日本に何度も来てプレーしていました。

男子顔負けの豪快なショットが目に浮かびます。

2015年にゴルフ殿堂入りした彼女は、パー3のティーショットでティペグをほとんど使いません。

通常は地面にボールをそのまま置くだけでした。

記者にそのことを聞かれると「お金がないからだ」と軽く笑っていました。

その彼女のプレー、ある日パー3のティーショットを打つ際にティーインググラウンド脇の芝草をチョイチョイと数本摘まんできてティペグの代わりに使っているのを目の当たりに見てビックリした経験があります。

まだ筆者の初心者時代、もうティペグは使うものと決め込んでいたのですね。

彼女は万事その調子で、英国人の厳格な一面を持ちながら既定の枠にとらわれない自由な発想でゴルフを楽しんでいた印象に残る選手です。

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