レーキを投げ入れてボールを動かした場合、ルール上ペナルティになる? ~バンカー20の裁定集⑮

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バンカーには必ず”レーキ”という砂を均す道具が置かれています。野球のグラウンド整備に使うトンボのようなものです。

レーキはバンカーにとって打つときは邪魔ものに見えますが、整備するときにないと困る大事なだいじな道具です。

ゴルフにはほかのスポーツ以上に運不運が伴うといわれるのも、今回のようなレーキのある場所ひとつがそこに関わることもあります。

したがって、レーキの置き方もゴルフの話題になるわけですが、今回はバンカーのルール解説です。

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レーキを投げたら中のボールに!

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Bさんがバンカーで行った行為は違反かどうかという裁定があります。

その行動とは、Bさんが自分が入ったバンカーに、「どうせ後で直すのだから…」という気持ちで、あらかじめバンカー外においてあったレーキを中に投げ込んだのでした。

ところが投げ込み方が荒っぽかったことと、あまりにもボールに近かったため砂の勢いでBさんのボール自体が回転してしまったのでした。

この場合の実例からみた裁定は、Bさんに1打の罰が加えられています。

レーキを入れたのが本人で、その本人のボールがそのために動いたという判定でペナルティがつき、ボールはリプレースという結果になりました。

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レーキの置き場所、日本式と海外式

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ここからは、少しルールを離れたレーキのマナー的な解説になります。

バンカーには置き場所のマナーがあります。

日本のJGAなどではバンカーの外に置く「外置き」を推奨しています。

ところが、ゴルフコースによってはバンカーの中においてくださいという「中置き」をお願いしているところも結構増えてきました。

どっちがどうではなく、プレーする人たちはそのコースの薦める方法に従うのがベターでしょう。

また、レーキの置き方でゴルフ協会などが薦めていることがいくつかありますので、箇条書きしておきます。

花道付近にあるバンカーの花道サイドには置かないこと。
フェアウエイバンカーならフェアウエイサイドには置かないこと。
バンカーレーキはひとつのバンカーに1本ということは少なく数本ありますが、できるだけ均等な配置で置かれることが、後続の組にとってもプレーファーストに繋がることです。
バンカーには入口があります。やはり入りやすい低い場所がそうなるため、あまり高くて登れないようなところは置かないようにします。

まずまずこのあたりでしょうか。

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同じようにバンカーといっても、スコットランドのポットバンカーやアリソンバンカーに代表される崖のようなスタイルなどなど、設計者によってかなりデザインに差があります。

近年はデズモンド・ミュアヘッド、ピート・ダイなどの大胆な様式のバンカーでは、50ヤードも100ヤードも長く続くところもあります。

そのような場合、バンカーショットで一度での脱出ができずに数十ヤードごとに何度か打つというケースもありそうです。

そんな時は時間短縮のために、一度打った後をレーキできれいに均してから一度バンカーを出て次の地点に向かうということも視野に入れたほうがいいでしょう。

いずれにしても、バンカーを使った(お借りした)あとは、どのように直していくかでゴルファーとしての品格が決まることを忘れないようにしましょう。

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