クラブ選択のため持ったクラブを砂の上に置いてしまった… ~バンカー20の裁定集②

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快晴の空、ゴルフに出かけるこんな朝は気分がウキウキします。

いつものゴル友がコースに揃いましたね。みんなやる気満々です。4人がアサイチのティショットからドライバーやらスプーンやらと、クラブ選択も飛んだボールも思い思いにという感じでカートに乗り込みスタートしていきました。

さて、そうして始まった最初のホールのことでした。

Aさんのボールはグリーン脇のガードバンカーにつかまりました。そこは深いバンカーです。

外から見てもAさんの身長くらいありそうです。

さらにピンまでは30ヤードはあるという、難度の高い距離の必要なバンカーショットを要求される場面でした。

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クラブ選択した後に・・・

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初心者のAさんは『ごるP』で読んで学んだことを思い出しました。

「こういった距離のあるバンカーショットは、クラブ選択がむずかしいよね」とかつぶやきながら、58度のサンドウェッジと52度のアプローチウェッジの2本を手にしてバンカーに入ります。

まずは現場の状況からクラブ選択をしようという考え方で、それはそれで正しい判断といえます。

Aさんはボールのところで立ってみると、アゴが高くて高いボールでないと脱出できないことを理解します。

距離は届かなくてもサンドウェッジで最低限度出すだけという作戦に決めました。

そして、持っていたアプローチウエッジを背中側のバンカー内の砂の上に置きました。

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思わず砂の上に置いてしまったクラブですが…

それを見ていたBさんはさすがに疑問に思いました。

クラブ選択した後で、ほかに持ち込んだクラブを同じバンカー内の砂の上に置いてもいいんだっけ?

Bさんはあとあとの参考にしたいと考え同伴者にルールに詳しいCさんがいたので、Aさんには聞こえない場所でこういうケースは?と質問しました。

Cさんの解説は明解そのものでした。

ボールがバンカー(ハザード)内にある時の禁止事項は以下の3点でした。

そのハザード、または同様の状態をテストすること(バンカーをならす行為も禁止)。
ハザード内の地面や水面にクラブや手で触れること。
ハザード内のルースインペディメントに触ったり、それを動かすこと。

以上で、違反するとすべて2打罰。規則13ー4

この規則の例外として、

  1. 偶然動かしたり、ルースインペディメントを動かさないとボールが打てない状況は無罰。
  2. バンカーの状態をテストする意思がない行為。
  3. ボールのライの改善などの意思がない行為。

この実例もJGAの裁定にはあって、Aさんがクラブ選択の時にハザード内にクラブを置いたのは無罰と明記されています。

それと一度バンカーに置いたクラブを再度拾い上げて使うこと、その時に指がバンカーの砂に触れること、いずれも前記の①~③には抵触せず、無罰であるとされています。

これらふたつの行為がバンカーのテストでもライの改善でもないという判断です。

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こうしたルールは知ってさえいれば何も気にしないでもすみますが、荒らしたバンカーをきちんと修復するのは”最低の常識”ですから、悪しき習慣をつけないように気をつけたいものです。

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