修理地の救済ルールであるあるな実例2

ボールの止まったところがどこかで、救済のルールは変わります。

また、ルール同士が被るケースもあります。

例えば修理地内であるけれど、排水溝やマンホール、あるいはスプリンクラーヘッドとか距離表示のプレートなど動かせない障害物があるケースです。

犬やイノシシなどの動物が掘った穴にボールが嵌った時の処置はどうしましょうか?

修理地でもライによっては選ぶ措置がいくつか分かれます。そんな時に使うクラブの規則はどうなっているのでしょう?

今回の修理地の救済ルール、ひとつづつ紐解いていきましょう。

\ごるPイチオシのゴルフ教材はこちら/

スポンサーリンク

修理地とほかの救済が被るとき

実例その1

コース内の施設で、例えば写真のように排水口の鉄製の蓋の上にボールが乗ってしまいましたが、その場所は修理地の中でした。

鉄製の排水口蓋は動かせない障害物で、このように修理地と被っているときの救済措置はどうなるのでしょうか?

回答

二つの救済は同時に受けられません。

まず、あるがまま打つことが許されるエリアならそれもOKです。

なのでその修理地が「スイング禁止のローカルルール」があるかどうかで処置は変わりますが、もしそのような規則がないなら排水口からのニアレストポイントを決めてストロークできます。

別な方法として、排水口も含めて修理地だという判断からそちらの処置を選ぶこともできるので、プレーヤーには選択の余地があります。

穴掘り動物の掘った後は修理地でしょうか?

実例その2

ボールの止まったところは芝が削がれていてかなり凹んでいます。

よく観察すると犬とかイノシシのようなツメ跡があります。

これは修理地として救済できますか?

回答

「修理地」の表示がない限り救済はありません。

「穴掘り動物(Burrowing Animals)」とはルールで限定されています。

例をあげれば、兎、もぐら、もぐらねずみ、地りす、さんしょううおなどは該当します。(ただしミミズや虫類、その他類似のものは除かれます)

つまり犬やイノシシや野生のヤギなどによって作られた穴は、修理地という表示もコースの注意書きなどなどがないと、「修理地」でも「異常なグラウンド状態」でもないという規則です。

まったくゴルフほど運不運がスコアに大きく影響するスポーツはありませんね。

修理地での再ドロップの決まり~状況説明

実例その3

Aさんのボールは深いラフに入りました。

そこはグリーンまでまだ300ヤードくらい離れた場所でした。

Aさんは脱出を目的としてサンドウェッジで打とうと思いました。

ところがスタンスをとると後方の修理地にかかります。

当然修理地の救済が受けられるのでニアレストポイントを決めグリーンに近づかないで1クラブレングス以内にドロップしました。

Aさんのドロップは実にナイスで、とてもライの良いフカフカな状態に止まりました。

それではサンドウェッジではなく、スプーン(#3ウッド)で打てるじゃないのということでクラブを変えたところ、スタンスが下がった影響でまた修理地に足がかかります。

さて、こんな時は再ドロップしたほうが良いのでしょうか、あるいはしなければいけないのでしょうか?

修理地での再ドロップの決まり~正しい処置の説明

回答

再ドロップの義務はありません。

通常のルールでは、救済を受けた場合に救済を受けたエリアにドロップしてはいけないこと。

スタンスが当該の救済を受けたエリアにかかってはいけないこととなっています。

そのまま打つと誤所からのプレーで2打罰がつきます。

このケースはかなり異例で、プレーヤーはすでに救済のニヤレストポイントを決め、規則25-1bに従って処置しています。

このケースで再ドロップを必要とするのは、そのクラブを使ってストロークをしようとすれば修理地の障害がまだ残る場合に限られます。(類似の裁定20-2c/0.7参照)。

Aさん側から見て、次打を別のクラブで打てるなら得策ではありますが、別のクラブを使うことによって修理地による障害が起きたとき、Aさんはあるがままの状態でプレーするか、または新たにもう一度ドロップするかしないか、どちらかの選択ができます。(規則25-1b)

スポンサーリンク