バンカーで誤球してしまった! ~バンカー20の裁定集③

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いつごろから流行りだしたのかははっきりわかりませんが、アメリカで人気の女子プロゴルファーのポーラ・クリーマーが元祖ではないかというご説もあります。

そうですね、カラーボールの話です。

別なページで”ボール”についての詳しい解説もでてきますが、このカラーボールが好んで使われるひとつの理由に、他の同伴者とのボールの見分けが一目瞭然だということがあります。

確かに、4人の同伴者がすべてピンクとかイエローなどと被ることもないでしょうし、それを避けるためのカラーボールなのでしょうからね、誤球に対する効果はあると思います。

さて、今回はカラーボールではなく白いボールで同じメーカーのボールが同一のバンカーに入ったことから誤球事件が起こりました。

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バンカー内の誤球に罰はないというBさんですが…

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Aさんはカラーではなく白いボールを使っていて、このホール2打目がバンカーに入りました。

ふたつのボールが同じバンカーに入っていることを承知して打つケースもあるかもしれませんが、今回はAさん全く気付かないままバンカーショットをしましたが、なんとそれは同伴者のBさんのボールでした。

誤球です。

でも、それは全員がグリーンにオンさせてから気づいたことで、その時点ではだれもわかっていませんでした。

つまり、Bさんも同じ色の白だったために、自分のボールが取り違えられていることに気づくことなくバンカーショットを行い見事オンさせたのでした。

しかし、Bさんがいいました。

「バンカー内のルールに誤球というのはないからね、そのままでいいんじゃないかなぁ」

といって両者がバンカーの元あった状態に限りなく近く復元し、双方とも打ち直しでホールアウトしました。

さてよくありそうなこのコース、裁定はどうなるのでしょうか?

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誤球はよくあることです。ご注意を

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結果的に、二つのボールがあることを承知していてもいなくても、裁定としては変わりありませんでした。

裁定集には「バンカー内の誤球は2打のペナルティ」と明記され、AさんとBさん双方に2打の罰がつき一件落着となりました。

実はBさんの先ほどの発言、「バンカーには誤球がない」という知識は2007年までのものだったからややこしかったのです。

2008年のルール改正までは、たしかにハザード内(もちろんバンカー内もおなじ)で誤球をしても違反にはなりませんでした。

しかし、2008年にコース上、どこであろうと”自分のボールを確認する”という目的のもとに拾い上げが許されたのでした。

規則12-2には

「プレーヤーは止まっている球が自分のものであるかどうか、確認のためにその球を拾い上げる必要がある場合に限り、球の確認のために罰なしにその球を拾い上げることができる」

と大幅な変更がありました。

改正前は、バンカー内では拾い上げは禁止、そのかわり誤球も無罰という規則でしたからBさんが混同したのでしょう。

改正後はバンカー内でも拾い上げて確認ができるので2打の罰がつくようになったわけです。

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