バンカーのボールの出し方が上手くいかなかった時に気をつけること ~バンカー20の裁定集⑫

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ゴルフ談義にはよく出てくる話題のひとつに、「民族とゴルフの関係」というのがあります。
非常に興味深いテーマで、また別なページでこのことを詳しく探ってみたいと思います。

さて民族とゴルフがどう関わっているのかは別にして、ゴルフと人間の性格に関することとなるともう大変な絡みがありますね。ありすぎて困るくらいです。

そのくらいゴルフは内面的な要素に支配されている部分が多いスポーツです。

人によって感情の出し方がありますが、怒りはその場で出してしまったほうが良いという意見もあります。問題は出し方で、周囲の方に迷惑がかかるような言動があってはもちろんいけないことです。

ローリー・マキロイはミスショットした後、そのクラブ(#3アイアン)を池に放り込みました。これはマナー的に感心しないのではなく違反ですね。

かつて、ショートテンパー(短気)で有名なトム・ワイスコフというPGAのプレーヤーがいました。

その男のバンカーでの出し方の実例から取り上げました。

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バンカーからの出し方でミスがあったら…

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”恐怖のトム”というニックネームをもらい、自他ともに認めた短気なトムがバンカーで引き起こした一件です。

バンカーから出し方の例としては格好の材料です。

トムのバンカーショットはやや沈みかけたライにありました。

ショットは全く満足できるものではなく、そこから脱出することができない出し方でした。

トムはカッとしてクラブを砂面に叩きつけました。

これはルール的にいかがなものなのでしょうか?

答えは「違反」になります。

トムはまだ次のストロークが残っているため、そのクラブが砂面と接触した場所がボールの止まったそれぞれとは関りがなくても1打の罰が課せられます。

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トムの出し方は迫力満点でしたが・・・

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(写真の左がトム、右は青井功プロ)

実はこのトムのバンカーショットの出し方の実例にはまだオマケがありました。

トムの2回目のバンカーショットはいったん出たかに見えました。

バンカーの淵の芝生に引っかかったような形でしたが、一応出たことは出ました。

出し方が気に入らなかったトムは、お約束のように再びサンドウェッジで砂を叩き悔しがりました。

ところがなんと、いったん止まっていたボールはもう一度バンカーに戻ってきたではありませんか!

クラブを2度目に叩きつけたのはボールが外の芝生の上でしたが、今回はルール違反はないのでしょうか?

答えとしては罰がつきません。

出し方とマナーはともかく、ボールがハザード外でしたからね。

ただし裁定集を見ると、ボールがバンカーに戻ってきたときにクラブが地面についていると、バンカーでソールしたことになり1打のペナルティになります。

そこには追記が書いてあって、ボールが戻ってきたときにクラブが接地していたかどうかの判断が難しいときは、「プレーヤーに不利な判断が好ましい」とあります。

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今回はトム・ワイスコフにふさわしい(?)話題でした。

トムのバンカーから打つボールの出し方は迫力満点、ある日ミスしたとき、バンカーの壁にサンドウェッジを打ち付けて刺してしまい、彼の手を離れたシャフトが、プルプルと震えていた光景をテレビが映し出していたことを思い出します。

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