アドレス時に足場を作ること(造成工事)っていいのかな? ~バンカー20の裁定集④

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今日もやってきました、ゴルフコースは美しい緑の絨毯です。早いスタート順だったのでコースには写真のように幻想的な美しい朝もや、とても都会ではお目にかかれない景色に得した気分です。

こんな良いお天気に恵まれて朝からやる気満々、なんとなくいいスコアが出せそうな気がしてきました。

M子さんはスタートのパー5からショットの調子が良く、アサイチのドライバーも距離を稼ぎセカンド地点に来ました。残り250ヤードの地点です。

アドレスも決まり振り抜いたユーティリティはシッカリした手ごたえあるショットでしたが、なんと残り130ヤード地点にあるフェアウエイバンカーへ直行!

「やだ~!ついてないなぁ」M子さんはちょっとガックリです。

現場に到着するとさらにショッキングなことが・・・、ボールがバンカーを少し越えた深いラフの急斜面で止まってしまったのでした。

困りましたね、アドレスがとても取りにくいのです。

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アドレスで作った足場は・・・

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M子さんはバンカーに入り、”足場を試しに…”という感じでいったんはアドレスをとって感じを確かめます。

左足はバンカーの外に出そうで、かなり難しいスタンスを強いられそうです。

なんとか足場だけでもと考えましたが急斜面のために立つことで精いっぱい。

M子さんは脱出するだけで仕方ないかなとハラをくくってサンドウェッジを持ち再度アドレスに入りました。

その時、立ちにくいため足場の砂を掘ったり寄せたりして一番安定する造成工事のようなことをしました。

ところが、この行為はやってはいけない行動であることを後から教えてもらったのです。

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アドレス(スタンス)の場所を構築してはならない規則

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ホールアウトして次のティーグラウンドで、ルールに詳しいCさんからルールの説明がありました。

こうして実例のたびに教えてもらって記憶層を厚くすることは、あとあとの効果があり、まさに経験を積むという実感がわき勉強になります。

そのCさんの説明で勉強になったことを整理しておきましょう。

まず、アドレス(スタンス)の取り直し、これについては禁止の規定はありません。

アドレスの取り直しが禁止になると、いったん構えてからクラブの交換もできなくなります。

これはありません。

ただし、規則13-3によるとプレーヤーがストロークする前に

「スタンスをとるとき、両足を砂の面にしっかりと据えることは認められている。しかし、スタンスの場所を”作って”はならない」

と決まられています。

今回のM子さんのケースがこれに該当し、スタンスがとりにくい場所などで水平な場所を作ったり急斜面の砂を崩して足場を作ることは禁止されています。

したがってM子さんは2打のペナルティがつきガックリですが、今後のことを考えれば大きな収穫で得したことになるでしょう。

バンカー内での禁止事項は、

  1. (ハザード内の)状態テスト
  2. (ハザード面の)地面や水面に手やクラブが触れること
  3. ルースインペディメントを触ったり動かしたりすること

この3点だけです。

(規則13-4)

※裁定集の中には全英女子オープンで、アン・ソンジュがこの規則に違反して2罰打がついた記録があります。

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やはり急傾斜の部分で、片足が側面の砂を崩して足場を作ったと判定されました。

自然に崩れるのは仕方ないことですが、どの程度砂を動かしたら違反になるのかという基準は明確にされていません。

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